テニス四大大会の最初の大会、全豪オープンが開幕しました。
シングルス1回戦が行われ、
日本人は男子シングルス、錦織圭選手、ダニエル太郎選手、西岡良仁選手、大坂なおみ選手が勝利しました。
西岡良仁選手は2回戦で敗れてしまいましたので、3選手に注目が集まります。
その中でも、世界ランキング9位、グランドスラム初制覇に注目が集まる錦織圭選手の2回戦はI・カルロビッチ選手と対戦します。
メディアでも錦織圭選手の活躍が報道されていて、世界でも人気の選手の1人です。
錦織圭選手の特徴と、今大会の1回戦の様子をまとめてみました。
目次
1、錦織圭選手の特徴
錦織圭選手が一般的に知られている特徴といえば、代名詞の『エアK』です。
『エアK』とはフォアハンドストロークのジャックナイフ(前の足でジャンプしてから空中で打つショット)です。
ですが、強力なフォアハンドと同様、いやそれ以上なのが、バックハンドストロークです。
力強さ、プレースメント、コース、タイミングなど、世界1とも評されています。
また反応の速さからリターンの技術も高いと言われています。
2、錦織圭選手の新しいラケット、ULTRA TOUR 95 CV
2019年シーズンより、ラケットを新しく変わりました。それがこちら。
ウイルソンのULTRA TOUR 95 CVです。
スペック
フェイスサイズ:95inch
重量:309g
バランスポイント:325mm
昨年まで、オレンジのBURNという機種から、このULTRA TOURになりました。
前作のBURNとスペックは同じです。違いはスロート部分のグロメットと言われる穴の部分。
もともとULTRAというラケットのシリーズで使われていたCLASH ZONEと言われるグロメットに変更しただけ。
ただそれだけで、打球感の柔らかさ、ボールを包むホールド感が実現。発売後、注文が殺到し、一躍大人気となりました。
Wilson(ウイルソン) テニスラケット ULTRA TOUR 95 CV (ウルトラ ツアー 95 CV) フレームのみ グリップサイズG2 WR000711Sこのラケットを使用した2大会(ハワイオープン、ブリスベン国際)で優勝しています。
3、全豪オープンテニス2019 1回戦vsK・マイクシャクの様子
ただ、この1回戦が大苦戦しました。
結果はマイクシャク選手の棄権。
男子シングルスは5セットマッチ(3セット選手したほうが勝利)で行われていて、2セット先取されてしまいました。
その後、明らかにマイクシャク選手の動きが悪くなり、2セット取り返し、最終セットの途中で棄権です。
勝負に『たられば』はありませんが、マイクシャク選手の勢いが続いていたら負けていたでしょう。
そのマイクシャク選手は錦織選手の強みである、バックハンドストロークとリターンを抑え込んでいました。
マイクシャク選手のバックハンドは、錦織選手のクロスに鋭角に飛んできたボールを、さらに厳しいコースに返すか、ストレートに切り返し、錦織選手のリズムを奪っていきました。
またサーブが非常に良く、錦織選手がなかなかリターンから優位な展開に持って行けませんでした。
試合後のインタビューで錦織選手は「自分の調子は悪くなかった」と話しており、マイクシャク選手の強さが目立っていました。
ただこれから、勝ち上がっていくにつれて錦織圭選手はギアを上げてプレーの質をより高めてくれることでしょう。
4、2回戦 I・カルロビッチ選手との注目のポイント
I・カルロビッチ選手はテニス界きってのビッグサーバーです。
身長211cmの長身から繰り出すサーブに錦織選手も過去の対戦で苦しめられ、戦績は2勝2敗です。
錦織選手自身のサービスゲームで確実にゲームを重ね、リターンゲームでプレッシャーをかけられるかが勝負のカギになりそうです。
その辺も注目しながらご覧ください。
今年の全豪オープンテニスのドラマに期待しましょう!
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