[感想・書評]キリンビール高知支店の奇跡

アクセスありがとうございます。

2年前に話題になった『キリンビール高知支店の奇跡』読了しました。

著者が高知支店支店長として配属され、

四国本部営業本部長、東海地区本部長、本社営業本部長、副社長と昇進していか中での紆余曲折を描いています。

配属されたきっかけは、営業のやり方で上司に反発し、左遷に近いものだそうです。

高知支店はキリンビールの支店の中でも売上が低く、いわゆるお荷物部署。

また配属当時は、アサヒビールのスーパードライが人気を集め、キリンビールのシェアトップを脅かす状況でした。

その高知支店をどのように売上を向上させたのかを、本書で語っています。

リーダー業務をしている人、売上が上がらず困っている人は是非読んで欲しいです。

特に読んで欲しい内容は、

1、負け続けの支店に、自信のある事だけを伝える

『負け続けの支店に、自信のある事だけを伝える』は、前述した通り、著者が赴任した高知支店はお荷物部署で働く社員も、どうやったら売上が上がるかわからず困っている状況です。

本部から指示が飛び、自分たちはやる事やっているのに上手く言っていない状況で、リーダーが色々言って上手くいかなかったら、信用されることはありません。

だから著者は、

・メンバーを把握する事

・売上が上がらない原因は何かを探る事

・原因に対する自信のある解決策を考える事

を行いました。

その後、

まずは高知の人がキリンビールについてどう思っているか聞いて回る事を行う為、とにかく酒店ではなく、料飲店を回り続ける事を決めました。

現場を知り、お客様と直に何人にも触れ合う事で親しくなり、徐々に取り扱い店舗が増えてきました。

2、全てを把握することは不可能。現場で考える、行動する。

『全てを把握することは不可能。現場で考える、行動する。』は、

著者が高知支店の売上を向上させ、四国地区本部長、東海地区本部長になっていった際に、

本部の言う通りにやっても上手くいかなかった高知支店で実施した事を、各現場で行うことが大切だと実感していたのです。

そこで各現場に考えてもらい、その打ち出した内容を自分達で実行する事を続けます。

では、リーダーは何をするかといえば、理念とビジョンを伝え続けます。

その理念とは、キリンビールを一人でも多くの人に飲んでもらう事です。

3、とにかくこれをやるんだと100度の沸騰する熱を発する

『とにかくこれをやるんだと100度の沸騰する熱を発する』は、

先にあげた2点はどのビジネス書にも書いてある事です。

最後はその本人の熱量が上手くいくかどうかです。

リーダーが理念やビジョンに向かって死に物狂いで突き進めば、下は必ずついてくる。

逆にリーダーが言うけどやらない人では、

部下からは不信感から何もやらなくなってしまいます。

本気でそう思っているか、本気でやりきれるか、が問われ、

100度の熱が必要です。

他に多々素晴らしい例がございます。

リーダーになった人、目指している人にはとても勉強になりますので、ご一読下さい。

キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)